でもどうやって選べば良くわからないんだよ
と思ったことはありませんか?
選び方のヒントとしてこレを押さえれば良い、というポイントが二つあるので、ご紹介します。
1原料の違いをみる
日本酒を造るとき、使うお米を磨いて(精米)、余分なタンパク質や脂質などを取り除きます。
そうすると雑な味が消えて、スッキリした味わいの日本酒に仕上がります。
このとき、白米・米麹・水だけで造ったものを【純米系】といいます。
米のうまみが感じられ、酔い覚めも良くて二日酔いになりません。
(ほどほどの量を飲まれた場合です)
次に白米・米麹・水・醸造用アルコールを適量使用して造られる清酒を【本醸造系】といい、キレや香りが最大限に引き出されているのが特徴の日本酒になります。
2お米の磨き度合いの違いをみる
原料のコメを精米歩合60パーセント以下まで磨いて造る清酒は【吟醸】【特別純米】【特別本醸造】といいます。
また、コメを精米歩合50パーセント以下まで磨いたコメで造る清酒は【大吟醸】【純米大吟醸】といい、スッキリした味わいで、外国ではライスワインとも呼ばれます。
大まかにみて、日本酒のタイプは原料の違い・お米の磨き度合いの違いで4つに分かれます。
スッキリして香りが良いのが飲みたいなら、吟醸タイプ。
お米のうまみが感じられるのが飲みたいなら、純米タイプを選べば間違いありません。
あとはどの地方で造ったか?もポイントです。
そして、これが一番大切ですが、どんなときに日本酒を飲みたいのか?を考えて選ぶと、さらに楽しめます。
例えば、寒いので、お燗がうまいのが飲みたい、忘年会の最初の乾杯で軽くシュワシュワした日本酒が飲んでみたい、など、シーンごとに選べるのも日本酒の魅力です。
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