2019年10月5日土曜日

ボジョレーヌーボーの解禁日はなぜ、11月の第三木曜日なの?

11月の第三木曜日は、フランスから輸入されたボジョレーヌーボーの解禁日。
今年は、11月21日です。

この解禁日、なぜ11月の第三木曜日なのか?
調べてみました。



一番最初は11月11日が解禁日だったそうです。

というのは、ボジョレー地区で最も収穫の早いワインが出来あがるのが、いつもだいたいこの日の周辺であること。

さらにこの日はサン・マルタンの日という聖人の日で、縁起も良いしボジョレー・ヌーボーの解禁日にしよう、ということになったとか。

ところが後に、11月11日はサン・マルタンの日から無名戦士の日に変更されてしまいました。
そこで、その日から一番近い別の聖人の日、サン・タルベールの日である11月15日に解禁日を移しました。


が!またもや問題が発生します。

解禁日を固定してしまうと、年によっては土曜日や日曜日になってしまい、売れ行きにも大きな影響があります。
(フランスでは日曜日はほとんどのワインショップ、レストランがお休み)

そこで、フランス政府が1984年に解決策を考案。
「毎年、11月の第3木曜日」という、毎年変動する解禁日に設定した、というわけです。

ずいぶんと紆余曲折があったんですね!

0 件のコメント:

コメントを投稿