2019年10月25日金曜日

日本酒を選ぶときの二つのポイント | 三笠屋中沢酒店



日本酒を選ぶとき、どうやって選べば良くわからないよ、ということはありませんか?

今回は選ぶときのポイントを二つご紹介します。

1原料の違い

酒米を磨いて(精米)、余分なタンパク質や脂質などを取り除きます。
そうすると雑な味が消えて、スッキリした味わいの日本酒に仕上がります。

白米・米麹・水だけで造ったものを【純米系】といいます。

米のうまみが感じられ、酔い覚めも良くて二日酔いになりません。
(ほどほどの量を飲まれた場合です)


白米・米麹・水・醸造用アルコールを適量使用して造られる清酒を【本醸造系】といい、キレや香りが最大限に引き出されているのが特徴の日本酒になります。


2お米の磨き度合いの違い

原料のコメを精米歩合60パーセント以下まで磨いて造る清酒は【吟醸】【特別純米】【特別本醸造】といいます。

また、コメを精米歩合50パーセント以下まで磨いたコメで造る清酒は【大吟醸】【純米大吟醸】といい、スッキリした味わいで、外国ではライスワインとも呼ばれます。


大まかにみて、原料の違い・お米の磨き度合いの違いで4タイプに分かれます。

スッキリして香りが良いのが飲みたいなら、吟醸タイプ。

お米のうまみが感じられるのが飲みたいなら、純米タイプを選べば良いでしょう。


最後に、これが一番大切ですが、どんなシーンで日本酒を飲みたいのか?も考えて選ぶとぴったりなものが選べます。

例えば、お刺身に合わせてさっぱりした日本酒が飲みたい、今日は寒いからお鍋料理。
これに合わせるのは、お燗してうまい純米酒がいいなぁ、など。

どんなシーンでも楽しめるのも、日本酒の大きな魅力です。

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