お酒にはワイン、日本酒、焼酎、リキュール、などいろいろな種類があります。
この中で季節を一番感じられるのはどれでしょうか?
それは、日本酒です。
季節によって、いろいろなタイプの日本酒があります。
【搾りたて新酒】
12月~2月まで、日本酒はこの時期に搾られます。
この搾ったばかりの日本酒は、この時期にしか味わえない味わい。
搾ったばかりなので、荒荒しく、少しガスが残っていて、さわやかでフレッシュな味わいが特長。
熱殺菌してないものがほとんどなので、冷蔵保存をしてください。
【生酒】
5月~9月まで、蔵によっては年中商品もありますが、本来は夏の飲み物です。
12月~2月に搾ったばかりのお酒を生のままタンクで熟成させてあります。
夏の暑い時期に、程よい涼しい酔いを与えてくれます。
【冷やおろし】
12月~2月にかけて搾ったお酒は、1部熱殺菌してタンク内で熟成させます。
ひと夏、蔵の中での熟成させると、お酒にほどよい旨味とふくよかさを与えてくれます。
ほどよく熟成されたお酒を日本酒がおいしくなる秋ごろに生のまま瓶詰めされ、出荷。
このお酒を「冷やおろし」と言います。
味覚の秋にしか味わえない贅沢なお酒です。
以上のように、日本酒は「しぼりたて」「生酒」「冷やおろし」と季節によって味と旨味が違ってきます。
それぞれのタイプが、旬の食材とこれまたピッタリ合うから、また格別なんです。
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